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花壇や大型プランターで、宿根草は抜かずに隠しておくテクニック

   

また春の植替えシーズンがやってきました。教科書的には、「プランターに植わってた植物は全部抜いて、土も全部出して天日干しをして病害虫をなくし、さらに栄養分などを補給して、新たに植える準備をしましょう」といったところでしょうか。しかし実際問題、なかなかそこまでやってられません。

自己流な話しになってしまうかもしれませんが、また花壇や大きなプランター限定になってしまいますが、ちょっとしたテクニックをご紹介させていただきます。夏~秋頃に咲いて冬には花のなくなってしまう宿根草は、抜かないで間に植えるパンジー等の一年草で隠して目立たなくしてしまうのです。上に植物を被せることで、寒風除けにもなります。そしたら次の春、また新たな苗を植えなくても勝手に芽が出てきて大きく育ってくれます。

 

これは、アメジストセージ。別名がいっぱいあって、メキシカンセージ、メキシカンブッシュセージ、サルビア・レウカンサなどとも呼ばれます。冬に掘らずにラベンダーやシクラメンの合間に隠していました。そしたらご覧の通り、春になって新芽が出てきました。苗代の節約という意味合いもありますが、それより、十分に根付いた状態だから、今年はより株が大きくなって花をいっぱい咲かせてくれるであろういい状態と言えます。
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これは宿根草ではなく、通常一年草として扱われる普通のベゴニア、ベゴニアセンパフローレンス。だいたいこれは一年草、これは宿根草、なんて人間が勝手に決めた区分ですから、植物が持つんだったらそのままにしておいたらいいのです。寒風が当たらないベアグラスの下に隠していました。植替えなくてもこれからどんどん生長してくれます。
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これは別に隠していた訳ではないけど、花が終わっても切り戻しだけしてそのままにしておいたナデシコ。春になってグングン伸びてきました。間もなく花を咲かせてくれます。
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あっ、たいした意味はないですが、花壇や大型プランター限定としたのは、小さなプランターだったら、花のない切り戻しをした株が目立ってしまうからです。ただそれだけです。私たちのように仕事でやるのではなく、普通に趣味でやられるなら全然有りです。
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上の例とは逆に、春に花の終わったシクラメンの球根をそのままにして、夏の花で隠しておいたら、次の冬に勝手に咲いてくるというバージョンもあります。しかし夏越しは、冬越し以上に難しいかも・・・

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