植物の水遣りで、屋内と屋外の大きな違いとは ~寄せ植えを例に~
屋内と屋外との違いは色々ありますが、植物を育てるのに根本的な違いとなるのは水遣りです。屋外ではやった水は垂れ流しでいいのに対して、屋内ではそういう訳にはいきませんので、受け皿を付けるなどして水がこぼれないようにしなければなりません。このことが結果的に、屋内では水をためることができるということに結びつきます。
屋外寄せ植えの例↑
そもそも屋内は屋外と比べて光量が少なく、風もたいして当たらず、エアコンで温度調整されることもあり、屋外と比べて格段に水が少なくて済みます。底面給水的に少し受け皿に水を溜めておけば、軽く半月分位は確保できます。私たちが1ケ月サイクルとか半月サイクルで、屋内なら完全に水管理までできる所以です。
しかし屋外ではそういう訳にはいきません。まず夏場はケタ違いに水が必要となりますし、雨が当たるところでは不意に水が入ることもあります。1ケ月先を予測してちょうどその頃に乾くように水を溜めることなど不可能です。やるとしたら、自動潅水装置を付けるしかないですね。
屋内寄せ植えの例↑
全体像がはっきりしませんので、別の時期に撮ったものですが、、、
ちなみにコレ、商品分類的には「寄せ植え鉢(大)」です。下に「花鉢(大)」も載せておきますが、同じような金額ですので、月によったら寄せ植えにしたり、花鉢にしたりと変化を出すことも可能です。
なお屋内、1ケ月サイクルの本物植物レンタルで、季節感を出すことは至難の業です。このことにつきましては、また別の機会でふれさせていただけたらと思います。
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