観葉植物レンタルのアルファ・ウィン

大阪市・茨木市・豊中市・吹田市など大阪の観葉植物レンタルはアルファ・ウィンへ!

*

陶器鉢で、植木鉢と鉢カバーの違いとは

   

一見難しそうなタイトルですが、園芸初級者向けの話しです。意外と聞かれることが多いもので。

問題)下の3つの陶器鉢で、植木鉢はどれでしょう?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

わかりましたか?

 

 

いやいや、この写真ではわからないというのが正解です。

 

 

では、この位置からの写真だったらどうでしょう?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

右側の陶器鉢だけ穴が開いています。

 

 

正解は、いちばん右だけ植木鉢でした。

 

そう、そこに土を入れて植物を植える植木鉢は、水が抜けるよう、下に穴が開いてないといけません。ハイドロボールを使った水耕栽培などは例外でしょうが、今回はややこしい話しはおいときましよう。水が抜ける植木鉢なので、外に置くならそのままで問題ありませんが、室内に置くなら鉢の下に受け皿が必要です。 最後に補足有

左の2つは鉢カバーなので、そこに直接土を入れるのではなく、通常プラスチック鉢に植わった植物を入れます。素焼き鉢だと穴が開いてなくても水漏れの心配がありますが、このように塗られた鉢は水が漏れず、プラスチック鉢を隠す大きな受け皿のようなもので室内用に作られたものです。これを雨の当たる屋外で使うとどうなるか、考えたらわかりますね。

ひと昔前は、塗り鉢といえば穴の開いてない鉢カバータイプが多かったのですが、最近は穴の開いている植木鉢タイプの方が出回っている感じです。鉢カバーとして使う人より、植木鉢として使う人の方が多くなってきたのでしょうね。

でも貸鉢屋は、相変わらず鉢カバータイプが必要になることが多いため、苦肉の策として、穴の開いた植木鉢タイプの中に受け皿を入れて使ったりしています。またはわざわざ穴に栓をしたりして。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

室内で、陶器鉢の下の受け皿は、実用性より見た目のバランス的要素が高く、実際そこに水が溜まっているのが見えるといい印象はしません。それは水が溜まっていなくても、水が染み出た跡が残っているだけで同じようなものです。だから、中に受け皿を入れて汚れる部分を隠しているということです。さらには、隠れたところで実用的な受け皿を使うことで、水やり間隔が長くなる場合に底面給水的に使えるということもあります。

 

 

 

 

アルファウィンの会社概要はこちら

記事の内容へのお問い合わせはこちら

 - ガーデニング, 観葉植物 , ,

  関連記事

木陰の植物置き場の一長一短 ~藤棚のあゆみ~

会社を始める前から、ここには藤棚がありました。観葉植物を扱い温室が必要となったと …

ポインセチアは〇〇〇〇をしなければクリスマスの時期に赤くならない

もうポインセチアが出回る時期ですね。ポインセチアは短日植物と言って、短日処理をし …

時代遅れなのか最先端なのか、大型屋内緑化

日立造船株式会社大阪本社で、屋内緑化の管理をさせていただいております。通常サイズ …

ポトスの葉は茎の太さに比例して大きくなる

熱帯地方や植物園にある温室などで、とんでもなく大きな葉っぱのポトスを見たことない …

お祝いには胡蝶蘭という画一的な発想は何とかならないものかなぁ

先日、お祝いでもらった胡蝶蘭が要らないから撤去してもらえないかという依頼をいただ …

プランターを鉢カバーとして使うメリット

「マンションのエントランスに観葉植物や花を飾りたいんやけど、一度いいように置いて …

エキゾチックな?ちょっと変わった植栽を作ってみました~

地元茨木市の歯医者さんから、変わった植栽を作ってほしいというご依頼をいただきまし …

植物の水遣りで、屋内と屋外の大きな違いとは ~寄せ植えを例に~

屋内と屋外との違いは色々ありますが、植物を育てるのに根本的な違いとなるのは水遣り …

話題沸騰!? イチゴの話し

白いイチゴが出た、一粒千円のイチゴが出た等、話題になることが多いイチゴ。高級イチ …

世界の熱帯植物が集まる展示即売イベント「BORDER BREAK」のご案内

雑誌BRUTUS特別編集 珍奇植物/総まとめ に紹介されていました。 今年で4回 …