ロイヤルステージ南春日丘 The Garden の全貌
2016/02/03
<2/3更新>
エントランス裏の小庭園の水が漏れだして、手直しをしてもらいました。この水は循環式で、少しでも防水シートから水がはみ出ると水位が減ってポンプが止まってしまいます。水が漏れだした原因は、水の流れ出す大きな石の重みによる防水シートの沈みこみでした。ついでに、ガラス掃除がしやすいように、作業用の足場も作ってもらったのですが、これによって見た目もスッキリしました!
たびたび登場しておりますロイヤルステージ南春日丘ですが、庭園部分も完成しましたので、植物名とともにその全貌をご紹介しておきます。
アールの壁前にある植栽スペースに植えているのは、ヒメイワダレソウ。強健な性質で、芝の次に踏まれるのに耐えると言われています。まばらに植えたのに、一か月でほぼ地面を覆いつくしてきました。小さな白い花を咲かせています。
エントランスにあります水琴窟裏のスペースです。裏口にはもったいない位、立派な小庭園ができました。主木はアオダモ、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹で、野球の木製バットの原料になる木です。この木は山取りで、入荷段階からモミジとササが同じ株に引っ付いてきました。限られたスペースに色々植えたい、この木を選んだ理由の一つです。中に隠れて常緑樹のカラタネオガタマも植わっています。冬も少しは葉が残ることになります。
エントランスの上はちょっとした屋上緑化。匍匐性(ほふく性・・・這い性、クリーピングとも言われる)のローズマリーの中にニューサイランを植えています。ここは南向き、水やりもしにくいということもあって自動灌水装置を付けました。来年には、ローズマリーがアールの壁から垂れてくる予定です。後ろに見えている高木は前述のアオダモ。
エントランス内から見た小庭園。水が流れていて涼しげな雰囲気です。この下に水琴窟があるのですが、水琴窟についてはコチラをご参照ください。
中庭には宿根草を中心に、ここに合いそうな植物を色々と植えました。左手前の存在感のある赤い花はカンナで、右手にある手毬のような花はセンニチコウ。さらに右の白い花がペンタスで、右上に見えているススキのような葉の植物はパープルファウンテングラスです。その他、ガウラ、リシマキア、ハゲイトウ、ベアグラス、プラティア、アサギリソウなどを植えました。
園路を進むと、自転車置場の方へ周回できる遊歩道になっています。右手前の赤い花は宿根ロベリア、その後ろの青白い草はフェストゥカグラウカです。右手中央、ウッドデッキ下に植えたのはうちの会社や家で繁殖したシダ。後方に見えている背丈ほどの木はヤツデ、その後ろの高木がコルディリネです。コルディリネとヤシの木の植込みについてはコチラを参照ください。そうそう、ヒイラギナンテンもありました。
いちばん下、池側から上を見上げたところ。ココスヤシの後ろに見えている緑が元々ここに生えていた植物。建築工事で唯一掘り起こされなかった所です。元々生えていた植物がいちばん強く、しかも他の植栽とも合っていると思うので残しています。とりあえず色々植えていますが、左側斜面については仮植え。このままだと大雨で表土と共に流されてしまいそうですね。元の植物の芽が出てくるのを待っている状況です。また石にも所々苔が生えたりして、一年もしたらいい感じになってくることでしょう。
唯一のコンテナ。細いトクサみたいに見えますがトクサではなく、南アフリカ原産のコンドロペタルム・テクトルムという植物です。ちょっと窪んだデッドスペースにうまいこと収まっています。
そして最後はB1管理事務所の観葉植物です。右セローム、左ドラセナ・フラグランス・リンデニー。
・この部屋は貸ギャラリーとして募集することにしました。詳細はコチラ。
・ロイヤルステージ南春日丘全般についてはコチラ。
・ここに住んで、お花の手入れや植栽管理をしたい方も募集中です^^
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