一年草と多年草をミックスしたお手軽ガーデニング
2015/04/19
花壇で使う花には、大きく分けて一年草と多年草があります。一年草は、1年のある時期にパッと花を咲かせて種を作って一生を終えるもの。その中でも長く咲きよく使われる代表は、冬~春のパンジーやプリムラ類、春~秋のベゴニアやサルビアです。多年草は花が終わっても株は残り毎年花を咲かせるもの。ラベンダーやローズマリー、冬には地上部がすべて消滅して春に芽を出すチューリップや水仙など、多くの球根類もあります。ちなみに、多年草と宿根草はほとんど同義語で使われますが、球根類を除く多年草を宿根草と言うようです。
季節の変わり目のこの時期、ガーデニング作業は大忙しです。冬用の花を抜いて夏用の花に植替えしていかなければなりません。一年草ばかりですと、全部植替えしなければならないので特に大変です。しかし多年草ばかりですと、花の咲く時期にムラができてしまいます。多年草がメインで要所には一年草といった具合に、うまいことミックスしていきたいですね。省力化になりますし、花壇に変化も出せます。
我が家では、正月前に植えた葉牡丹の花が咲いてきました。葉牡丹といえば正月のイメージで、いつまでも植えていたら怠慢のようですが、花としたら春の花です。同じように、クリスマスといえばポインセチアですが、店に出回るのはその時期にいい色が出るように生産者によって短日処理されたものです。夏には涼しさを感じられる風鈴の付いたトキワシノブが出回りますが、別に夏の植物という訳ではありません。季節のイメージなんですね。別に間違っている訳ではないのですが、イメージのために消耗品扱いされてしまう植物ってどうなんだろうって思うことがあります。割り切って、その時期その時期でイメージに合ったものを買ってくるのも有り、大事に育てて年季の入ったものに仕立てていくのも有り、ですかね。
関連記事
-
-
植物を育てている植木鉢の土が減る理由と対処法
昔、植物は土を食べて大きく育つと考えられていました。それは誤りと言ったのが、ヤナ …
-
-
春日丘のGardenも春真っ盛り
急傾斜部分に植えた宿根草類は新芽を出し定着してきました。これで表土流出の心配もほ …
-
-
拾い物の流木に、残り物の多肉植物を植えてみた
今年のお盆休みは真ん中で雨が降ってくれたので助かりました。会社の在庫品は予め水や …
-
-
ポインセチアは〇〇〇〇をしなければクリスマスの時期に赤くならない
もうポインセチアが出回る時期ですね。ポインセチアは短日植物と言って、短日処理をし …
-
-
冬場は落葉樹の剪定適期です
剪定のご依頼をいただくのは、枝や葉がボーボー、草もボーボーで鬱陶しくなった夏場に …
-
-
ちょっと変わった植栽、その後
3ケ月余り経過して、一部植替えもして、今はこんな感じです・・・ 3月に納品させて …
-
-
桜~新緑
新年度がスタートしました。生活が変わった方以前通りの方それぞれだと思います。桜の …
-
-
そこに水があったら触れてみたいから、作っちゃいました
松沢池の水辺のすぐそばまで行けるウッドデッキができました。しかしそこからは眺める …
-
-
陶器鉢で、植木鉢と鉢カバーの違いとは
一見難しそうなタイトルですが、園芸初級者向けの話しです。意外と聞かれることが多い …
-
-
ガラス温室vs.ビニールハウス
英語でGreenhouse は温室と訳されて定着しました。温室と呼ばれることもあ …
- PREV
- 桜と水辺で思ったこと
- NEXT
- 苔庭の魅力と、失敗から学ぶ苔栽培のコツ


