今年も剪定・除草のシーズンがやってきた
草が伸び、植木が生長してうっとおしくなってくると、剪定・除草の依頼が増えてきます。例年頼んでくれる所は予定も立てやすく、勝手もわかって助かるのですが、数年に一回、どうしようもなくなってから頼んでこられたら、予定を入れるのも作業するのも大変です。木のためにも良くないです。マンションやビルの建物まわりの植栽は、建物建築時には一定面積を設けるよう規定がありますが、その後の剪定は一切義務がありません。貯水槽の清掃やエレベーターの点検、消防点検は義務化されているのに。色々な支払いが生じる中で、義務じゃないものはできるだけ引っ張りたくなるお気持ちはわからないでもないです。しかしそれではせっかくの建物の価値が落ちてしまいます。あるいは苦情が入って、対応せざるをえないということもあるでしょうね。
頼んでこられたら、できるだけ早くと言われます。こちらとしても最も過酷な8月はなるべく避けたいので、今の時期、依頼が入れば可能な限りスケジュールを詰めてこなしていきます。もちろん小雨決行!
昨日、某スナックに観葉植物を納品させていただきました。頼んでこられた理由が、今まで頼んでた業者が廃業されたからだそうです。ちょっと前にも同じような話がありました。屋内の観葉植物はもちろん設置義務はなし、場合によったら贅沢品扱いで目の敵にされる、急を要して何かをしなければならないこともない、ないという苦情もない。観葉植物にも、ちゃんと置かなければという切羽詰まった状況があるのなら、もうちょっとこの業界も潤うだろうになぁ???
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