観葉植物で、切り戻しをした場合としなかった場合の違い
日中はまだまだ暑いですが、朝晩は寒くなってきました。今からの時期は、観葉植物はもう大きく切らない方がいいですね。今日ご紹介するのは、夏前に大きく切った木と切らなかった木の違いです。
ゴムの木のなかま、アルテシーマ。そもそもの形は違いますが、左は切らなかった木で右は切った木です。切らなかった方は徒長気味なのがわかると思います。伸びた枝の先の方しか葉がなく、枝が垂れてこないように一部針金でくくっています。バランスはどんどん悪くなっていきます。一方、右側は夏前に一度全部伸びた枝を落として、葉をゼロから出させています。まだ葉は若く、小さいですが、これから少しずつ大きくなっていき、どんどんバランスもよくなってきます。どちらがいいか一目瞭然ですね。
夏前の段階で、いい状態だったら敢えて切る必要はありませんが、迷ったら切る位の感覚でいいと思います。しかも、どうせなら大きく。このような枝物の植物では、ゴムノキに限らず、大概切り戻しはできるものです。
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