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手間がかからず枯れにくい観葉植物の種類は結局何か -2

   

少し前に同じ題名の第一弾として、トックリランとケンチャヤシを挙げさせていただきました。今回は第二弾、ザ貸鉢屋植木って感じのドラセナ・アオワーネッキーを紹介させていただきます。

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通常園芸店では、地味過ぎてか(?)まず置かれていません。貸植木屋では、毎日どこかで使うあたりまえ過ぎる植物で、敢えてこのようなブログで取り上げられることもないかと思います。業者向けな植物って感じ。もしこの植物が何かの間違いでブレイクしたら、なかなか枯れなくて園芸業界はかなりのダメージを受けるのではと思うほど、鉢植えでは強い植物です。

ただ、少し寒さに弱いだけ。でも寒冷地でもなければ、普通のマンション、ビル内で冬越できます。(戸建てでは夜間冷えるので多少の暖房は必要)

それと、明るすぎる所が苦手なだけ。逆に言えば暗い所で威力を発揮!

水は少なめでOK。茎や根が細く、植え替え等しやすい。生長は遅くなかなか形が崩れない。何年も経過して背が高くなりすぎたら、適当な高さで茎を切ることでまたそこから新芽が出てくる。切ったところから新芽が出るから、出てくる新芽をイメージして実際は少し下で切るのがポイント。その新芽は2、3出てくることも多いので、単に株のボリュームを増したいときにも使える。草花の切り戻しといっしょ。

そうこうして、ちょっと手を加えるだけで、ずーと使える植物なのです!

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(中鉢としては背が高くなりすぎた青ワーネを大鉢へ植え替えて使っている/後で植え替えしたものはさらに強い!)

あと、枯れるかどうかとは関係ありませんが、葉先が傷んできたらちょっとハサミを入れるだけで見苦しい感じはなくなります。業者の人間は、いつもハサミを持ち歩いて何をしているかって、せっせとこの作業をしているのです。葉先を毎月5ミリ切ったとしても、30センチの葉なら60ケ月持ちます、というか葉自体伸びるので切っても切ってもなくなりません、というか、そうこうして下の葉がなくなってもそれ以上のペースで新芽が出ていたら、その古い葉はあってもなくてもどちらでもいいのです。

余談ですが、新卒で前の会社へ入社した当時、この植物の名前を聞いてもちゃんと聞き取れませんでした。「何やねん、このトウモロコシみたいな葉っぱ、こればっかりやん」って思っていました。葉先のカットも、「そんなことしてたら葉がなくなってしまうやん」とも。

 

その聞き取りにくかった名前。通常、緑の葉の方が〇〇と呼ばれていたら、斑入り葉タイプは斑入り〇〇と呼ばれます。しかしこの植物は逆で、ただのワーネッキーが斑入り葉タイプ。緑葉の方が頭に「青」を付けてアオワーネッキーと呼ばれています。ただのワーネッキーも、もちろんアオワーネッキーのように強いのですが、アオワーネッキーよりは明るいところで使いたいものです。単に白い部分が多く傷みが目立ちやすいということもあり、各斑入り植物共通、葉緑素が少ないため、より光が必要ということもあるのかもしれませんね。

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ドラセナ・ワーネッキー(葉先カット前の状態)

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ワーネッキーの枝変わり種、レモンライム

他にも多数の園芸品種があります・・・

 

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