日の当たるショールームなどに適した観葉植物の種類は
2017/06/10
弊社のお客さん、BMW販売店のモトレーン阪神さん。このような車のショールームは明るい所が多く、特に直射日光が差し込む南向きだと、葉焼けを起こしてしまう観葉植物は結構あります。観葉植物の種類は、ただ単に好みで選ぶのではなく、設置環境に合った物を選ばなければなりません。今回は耐陰性の逆、いかに強光下でも葉焼けを起こさない植物かということがポイントになってきます。
今、納品しているのは光好きの代表格ベンジャミン。他に使えるのは、ゲッキツ、ソングオブジャマイカ、ユッカ、コンシンネ、パキラ、ゴムノキノ仲間でアルテシーマ、ベンガルゴムなど。暗い所と違って、大概の観葉植物は枯れはしないのですが、葉焼けをすると見苦しい状態となりますので、そうなりにくい、光好きの植物を選ぶのです。あと、例えばカポックはこのような環境では樹液が落ちてきやすいから避けるとか、アレカヤシはめちゃくちゃ水がいるから避ける、ということもあります。(ちなみに水が少な目ですむベンジャミンでも窓際に置いた鉢の半月分の水の量は約6ℓ)さらに冬のことを考えると、窓際は夜間寒くなりますので、寒さに弱い植物を避ける必要もあります。
余談ですが、昔熱帯地方へ旅行に行ったとき、普段温室や室内で見かける観葉植物が普通にその辺に生えているのを見てすごく不思議な感じがしました。特に、光が苦手だからといつもは暗い部屋で使っている観葉植物が、炎天下で葉焼けを起こしながら生えている光景には衝撃でした。葉焼けは人が鑑賞するには見苦しかっても、植物にとってはそれでいいのかと。例えばストレリッチア。葉を鑑賞するだけだったら強光に当てない方がきれいなグリーンの葉をしていますが、花を咲かせようと思ったら葉焼け覚悟で外に出して日光に当てなければなりません。きれいに見えるかどうかなんて人の都合で、植物には関係のないことなんでしょうね。
関連記事
-
-
Googleストリートビューで見かけた自分
お客さんのホームページを見ていたら、ストリートビューが表示されていて、そこにうち …
-
-
桜~新緑
新年度がスタートしました。生活が変わった方以前通りの方それぞれだと思います。桜の …
-
-
プラントハンターで有名な西畠清順さんの会社、花宇さんでプラントハント
今や植物業界一の有名人、西畠清順さんの会社、株式会社花宇さんの温室と農場を見せ …
-
-
お花ではないんだけどお花のような華やかさ
こんにちは(^-^) アルファウィンの田中です。 昨日は森ノ宮のお客様のところに …
-
-
インテリアグリーンではたいした問題ではない?肥料の話し
肥料の三要素が窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)というのは有名な話しです。売 …
-
-
観葉植物レンタルで一部購入してしまって経費削減する方法
オフィスや店舗での経費削減はあたりまえのこととなってきました。その中で真っ先に …
-
-
屋内、寄せ植え鉢のご紹介
屋内用観葉植物レンタルで、主な商品は大鉢、中鉢、小鉢、花鉢。その他にも、グループ …
-
-
貸植木、レンタルグリーンのお客様ご紹介とメンテナンス作業
今回は弊社のお客さん紹介です。第一弾は、大阪市中央区本町橋にありますマイドーム …
-
-
陶器鉢は拭けば綺麗になり、割れても使える
最近、家事えもんの掃除テクニックがたびたびテレビで紹介されていますね。その中でよ …
-
-
久しぶりの大口納品、ひとまず完了
大鉢1つ、2つ等のちょっとした納品はよくありますが、月額数万円を出していただける …


