観葉植物レンタルのアルファ・ウィン

大阪市・茨木市・豊中市・吹田市など大阪の観葉植物レンタルはアルファ・ウィンへ!

*

アジサイと梅雨時の植物管理

   

この季節、毎日ジメジメ、晴れていても天気は急展開、突然雨が降っていることもよくあることですね。気象の変化により、体調をこわしてしまうこともよくあるのではないでしょうか?体調管理には気をつけたいものですね。

ところで、梅雨時の花と言えば、日本人なら自ずと『アジサイ』を連想することでしょう。古くは、万葉集にも二首詠まれています。日本固有の花と言ってもいいですね。
江戸時代には、外国との窓口である長崎からシーボルトにより、日本のアジサイはヨーロッパに紹介され、その後、品種改良がすすみました。現在、西洋アジサイ(ハイドランジア)と呼ばれるものは、西洋でつくられたものです。
アジサイは青から紫や赤とか花の色が変わりやすい為、七変化とも呼ばれ、ひとつの花からも、微妙に変化しますね。花と言いましたが、色づいて見える花みたいな部分を植物学的用語では、萼(がく)と呼ばれ、雄しべと雌しべはなく、子孫は残せません。本来の花は小さく、中心部にかたまってある場合や奥に隠れて、存在しています。
その萼の部分の状態の変化により、色づきが変わります。
土の状態により、萼の色が変わることも多く、特に日本に自生しているアジサイは、土壌が酸性であれば、青っぽくなり、アルカリ性なら、赤っぽくなります。日本は酸性土壌が多いので、青いアジサイが多く見られるかと思います。
ただ、白色のものや、ヤマアジサイなど、色の変化がほとんどないものも多いです。

a0001_011286

この時季、ほとんどの種類の草花は、葉が茂り過ぎ、風通しが悪くなってきていることもあるのではないでしょうか? そのままにしておくと、蒸れたり、病原菌や害虫の活動も活発化し、病気や生育障害を引き起こすことも考えられます。 殺菌剤や殺虫剤も場合によって必要でしょう。それとともに、この機会に思い切って伸びた部分を切り戻してみてはいかがでしょうか?

株が詰まりすぎているようであれば、株元に空気が流れるように、まびいてあげてはいかがでしょうか?
見た目もすっきりし、これから先の成長もスムーズになるかと思います。

この時季を上手く乗り越えることは、植物にとっても、我々自身にとっても、大切なことですね。

(スタッフM)

アルファウィンの会社概要はこちら

記事の内容へのお問い合わせはこちら

 - ガーデニング, 庭・植栽

  関連記事

桜~新緑

新年度がスタートしました。生活が変わった方以前通りの方それぞれだと思います。桜の …

傾斜地の緑化に芝種シートを試してみた

ロイヤルステージ南春日丘で、土がむき出しのままになっていた法面(のりめん:人工的 …

暖冬が故に

今年は暖冬で、大阪では氷点下になるような日もなかったから、多肉ガーデンの傷みはほ …

「植物の声を聞く」試みのご紹介

植物の信号を音に変える試みが色々されているようです。 最近目についた中から3つを …

うめきたガーデンを辛口評価

ザ・一年草花壇。近々冬仕様に植え替えですね~ メインの滝。期待が大きかっただけに …

植物を育てている植木鉢の土が減る理由と対処法

昔、植物は土を食べて大きく育つと考えられていました。それは誤りと言ったのが、ヤナ …

グリーンレンタルは個人宅でもお引き受けします!

観葉植物を借りたいと思って各社のホームページを見ますと大概企業向きですね。理由は …

観葉植物に咲いた花は切る?切らない?

観葉植物の中には花を咲かせる種類もあります。一般的に、株が弱るから花は切った方が …

ベゴニアからビオラへ🌿少しずつ季節のバトンタッチ おまけ猫ちゃん

  こんにちは、田中です(^^) 季節が進み、そろそろ冬のお花へと衣替 …

今度こそは、目を付けるだけではなく実際に持ち帰った、流木

以前に目を付けて狙っていた流木は、いつの間にかなくなっていました。 誰かが持って …