アジサイと梅雨時の植物管理
この季節、毎日ジメジメ、晴れていても天気は急展開、突然雨が降っていることもよくあることですね。気象の変化により、体調をこわしてしまうこともよくあるのではないでしょうか?体調管理には気をつけたいものですね。
ところで、梅雨時の花と言えば、日本人なら自ずと『アジサイ』を連想することでしょう。古くは、万葉集にも二首詠まれています。日本固有の花と言ってもいいですね。
江戸時代には、外国との窓口である長崎からシーボルトにより、日本のアジサイはヨーロッパに紹介され、その後、品種改良がすすみました。現在、西洋アジサイ(ハイドランジア)と呼ばれるものは、西洋でつくられたものです。
アジサイは青から紫や赤とか花の色が変わりやすい為、七変化とも呼ばれ、ひとつの花からも、微妙に変化しますね。花と言いましたが、色づいて見える花みたいな部分を植物学的用語では、萼(がく)と呼ばれ、雄しべと雌しべはなく、子孫は残せません。本来の花は小さく、中心部にかたまってある場合や奥に隠れて、存在しています。
その萼の部分の状態の変化により、色づきが変わります。
土の状態により、萼の色が変わることも多く、特に日本に自生しているアジサイは、土壌が酸性であれば、青っぽくなり、アルカリ性なら、赤っぽくなります。日本は酸性土壌が多いので、青いアジサイが多く見られるかと思います。
ただ、白色のものや、ヤマアジサイなど、色の変化がほとんどないものも多いです。
この時季、ほとんどの種類の草花は、葉が茂り過ぎ、風通しが悪くなってきていることもあるのではないでしょうか? そのままにしておくと、蒸れたり、病原菌や害虫の活動も活発化し、病気や生育障害を引き起こすことも考えられます。 殺菌剤や殺虫剤も場合によって必要でしょう。それとともに、この機会に思い切って伸びた部分を切り戻してみてはいかがでしょうか?
株が詰まりすぎているようであれば、株元に空気が流れるように、まびいてあげてはいかがでしょうか?
見た目もすっきりし、これから先の成長もスムーズになるかと思います。
この時季を上手く乗り越えることは、植物にとっても、我々自身にとっても、大切なことですね。
(スタッフM)
関連記事
-
-
サンルームやコンサバトリーを作る前に心得ておきたいこと
園芸好きの方ならもちろん、そうでなくても家にいながら自然を感じられそうな、サンル …
-
-
春先はコニファー類の剪定適期です
年に一回の剪定ですと、色々な樹木があった場合、適期でないのに切ることもあります。 …
-
-
ネットのあちこちで売ってますが、実際来ていただくのが一番!
平日夕方と、土曜午前中で小売り対応しておりましたが、諸事情により土曜日だけに変更 …
-
-
公園の落ち葉掃除は必要なのか
紅葉の季節ですね。この時期になると思うのですが、公園での落ち葉掃除、あれ必要なん …
-
-
流木は、インテリア植物の装飾にもガーデニング資材にも使える
以前の記事で「お店のちょっとしたスペースにトロピカルガーデンを作る」という内容を …
-
-
観葉植物 大鉢に下植えして華やかに飾る「アレンジ大鉢」
以前、室内の一定スペースをグリーンで飾る「グループプランツ」をご紹介させていただ …
-
-
不要になった鉢物植物引取ります。(有料/無料)
<2017.10.16更新> 最近問い合わせといえば処分話しばかりで …
-
-
木陰の植物置き場の一長一短 ~藤棚のあゆみ~
会社を始める前から、ここには藤棚がありました。観葉植物を扱い温室が必要となったと …
-
-
マンション前の植栽に少し手を加えることは、費用対効果の大きい空室対策となる
マンション前の植栽を何とかしたいというご依頼をいただきました。下見に行くと、確か …
-
-
花の植え替えが面倒になったら一年草はやめて宿根草を植えよう
いつもいつも、よくあれだけの花を飾るなぁと感心させられる家を見かけることがありま …

